6月末から7月頭にかけて、これを書いている筆者(生産担当)と営業担当の二人で
フランス・パリへと向かいました。
男二人旅なのですが、記事にしているということはもちろんお仕事での渡仏。
MAN/WOMAN – The human-scale fashion trade show
という展示会に向かうためです。
じつは過去3回ほど出展しているこの展示会、
いつもは営業担当だけが向かっていたのですが、
事件(前回出張時、サンプル等入っている荷物が一時ロスト…)があり、
荷物を2人で手持ちで持って行こう!と決心した経緯があります。


1個トランジットを挟んで約15時間、タイミングよく熱波が襲来中のパリへ到着。
3年ぶり?の暑さとのことですが、尋常ではないものでした…。
帰国後知りましたがエッフェル塔が閉鎖されたり臨時休校されたりと
災害レベルだったようですね。
そんなパリのオペラ地区、ヴァンドームで設営を終え、展示会がスタート。


MAN/WOMAN は合同展のため、たくさんのブランドが出展しているのですが、
日本ブランドも少なくありません。
たくさんのお知り合いのブランド・メーカーが出展されておりました。


たくさんの画像をお見せすることはやめておきます(26年春夏のアイテムですのでお披露目会などでぜひご確認ください)が、
やはりMILESやDOSなどの定番半袖アイテム、
新しく色を作り替えた天然染めの特別なアイテム、
フィルメランジェらしい柔らかくしなやかで、
着ていることを忘れてしまうようなアイテムに注目が集まっているように思いました。
VOLKER2やプリントものも定着してきているようで、ありがたい限りです。
今回の出張で、フィルメランジェが目指す方向は
間違っていないなと認識できたことは一つの大きな収穫でした。
日本の技術と産業、伝統を大事にしながらモノづくりを進めていくことは
正しいと思い、感じた1週間でした。
同時に反省と足りなさも憶えたのでこれを糧にもっと精進しなければという思いです。



もちろん合間を縫って観光も。
なにしろ初めてのパリ、初めての海外だったもので…。