P.H.DESIGNS×FilMelange

暑かった夏が過ぎ、秋気が肌にしみる季節となりましたが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

秋といえば食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋など様々な秋がありますが、
私は断然、物欲の秋です。

10月に入り気温も20℃前後、
ウィンドウには様々な秋冬商品が並び、購買意欲を掻き立てます。

そんな秋冬ですが、やはり例年とは少し考え方を変え、
お買い物をされている方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍において、どのようにしてこの冬を乗り越えるか。

ミニマル、サスティナブルやSDGS。
様々な思考が提案されています。

寒い冬を無駄なく、如何に乗り切るか。

そんな秋冬、フィルメランジェがオススメするのがこのダウンです。

PHD (Peter Hutchinson Designs)

P.H.DESIGNSは1998年に創業。

英国アウトドア業界の草分け「マウンテン・イクイップメント」の創設者でもあり、

ダウンマイスターとしても世界的に有名なピーター氏が作り出すタウンジャケットメーカーです。

軽さと暖かさに特化し、

世界最高品質を誇るグースダウンをラインモデルとして使用している唯一のメーカーで、

商品に使用されているグースダウンは

最大800FP(フィルパワ一)という驚異的な反発数値を持っています。

このダウンの品質を示すフィルパワーの表示を初めて行ったメーカーとしても有名です。

FPとは… 1oz(28g)のダウンが膨らんだ状態を立方inchで計測する方法で、

この数値が高い程高級なダウンと言えます。

現在、PHDで使用する北欧産ダウンが世界最高値を出しており、

通常ハイクオリティーダウンと呼ばれるもので650FP程度、

LIMITED EDITIONの製品でも700FPが限界とされていますが、

PHDでは700〜800FPのダウンが使用されています。

800FPのダウンを使用できるのは世界で2人、ピーター本人と開発に携わった友人のみ。

その証拠にPHDへは世界中のDOWN生産者より品質チェックの依頼が寄せられています。

ピーター氏はエベレスト登頂を行なった Don William氏のクライミングジャケットや、

英国登山隊のエベレスト登頂用のウェア、

有名な冒険家 Sir Runnulph Fiennes氏の北極点へのノンサポート歩行世界新記録樹立時の

ウェア&ギアを製作した経歴を持ちます。

マンチェスター近郊の小さな工場で15人ほどの少数精鋭で生産されるダウンジャケットは

多くの著名な冒険家にも愛用されるなどその品質は世界的にも認められています。

日本国内へは年間を通しても僅かしか供給されない希少性の高いブランドです。

そんなP.H.DESIGNSとの初となる協業ダウンジャケットが秋冬にお披露目となります。
昨年、直営店で展開するやいなや入荷後即完売したNEW HOODED JACKETをベースに、
BEIGEとNAVYの2色をご用意いたしました。

素材には表地全面に高密度コットン100%の「ventile(ベンタイル)」を使用。

「ベンタイル（Ventile）」とは、綿の糸を限界まで打ち込み、
織り機の密度を限界以上に上げて織った高密度の生地のことを指します。
綿素材ですが、高密度で織られているため、
水滴を垂らしてもしっかりと弾き返してくれるのが特徴です。

もともとベンタイルはイギリスで第2次世界大戦下、パイロットの軍服用として開発された生地で、
海上での空中戦をおこなう事が多かった第２次世界大戦では、
冷たい海水に晒されることも多くありました。
そこで開発されたのがベンタイルです。
水の分子が糸と糸の隙間（繊維）を通れないほどに最高密度で織り上げているため、
水を通さず防水性に優れています。

また、強い風が吹いても風が繊維の隙間を抜ける事が出来ない為、しっかり風を遮断。