FRUIT POP BOTANICAL

桜も過ぎ、いよいよ春本番の気候となってまいりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
新緑に時期を迎え、やわらかな風と木漏れ日がまぶしい春。
暖かくて気持ちのいい日は意味もなく、
散歩に出かけたくなったり、わざと回り道をして帰ってみたりしたくなりませんか?
こんなところにこんな店があったんだ!とか。
ここの道を通るとこの道に出るんだ!とか。
小さな発見が楽しい。
やはりいくつになっても春はウキウキしてしまいます。
さてさて、いよいよGWも間近。
規制も解け、今年のGWはキャンプにレジャーなど、
お出かけの予定を立てられている方も多いはず。
私はと言うと、、
お店のお手伝いで店頭へ。
アパレルの宿命というやつです。
皆さまが良い休日を過ごせるよう、ファッションという部分で、
間接的ですがお手伝いさせていただければと思います。
そんなGW、フィルメランジェでは
今年もbotanical dyeシリーズのTシャツが発売となります。
今回はアクティブにこの春夏を過ごしてほしいという思いから、
『FRUIT POP』をテーマに、
明るく鮮やかな色合いでフィルメランジェらしいカラーに仕上げました。
今回のbotanical dyeはその名の通り全てにフルーツを使用し染色しており、
今までにないようなPOPなカラーをラインナップしています。
botanical dyeについてはこちらの記事をご覧ください。
今回ご用意したTシャツは6色。
簡単ですが、使用したフルーツに関して順番にご紹介していき ます。
Blackberry
ブラックベリーは、バラ科キイチゴ属で木苺の仲間。
原産は米国中部で、ラズベリーとよく似た果物です。
形もラズベリーと類似しており、
種を包んだ小さな粒がたくさん集まって一つの実になった形状をしています。
ラズベリーが赤色なのに対して、ブラックベリーは名前の通り黒い色をしており、
その味は甘酸っぱさの中に渋みや苦味が残っているところが特徴の果実です。
Raspberry
ブラックベリーと同様バラ科キイチゴ属の果物。
日本でもポピュラーで、直接ではないにせよ
アイスなどのフレーバーとして皆さまも一度は口にしたことがあるはず。
その愛らしい見た目と、甘酸っぱい味はフランス菓子には欠かせない食材として親しまれており、多くはヨーロッパおよび北アメリカに分布し、栽培されている果物です。
Mangosteen
マンゴスチンはフクギ科フクギ属の南国フルーツで、
タイなど主に東南アジアで産します。
マンゴスチンの果実は球形で、ゴルフボールを一回り大きくしたくらいの大きさです。
果皮は木質で厚みがありますが、固さはさほど無く、手でも剥くことが出来ます。
別名「果物の女王」と言われており、
果肉はライチのような半透明の乳白色で、何ともいえない甘みと酸味があり
その食感は柔らかく口の中で溶けていきます。
Lime
こちらも比較的なじみのある果実なのではないでしょうか。
料理の調味料として多く使われるライムですが、
ミカン科の柑橘で原産地はヒマラヤ地方とされています。
今では主にカリフォルニアやメキシコなどで栽培されており、
レモンと形が似ていますが、品種は全く別の物。
一般にライムと呼ばれているものはタヒチライム又はペルシャライムと呼ばれるもので、レモンより少し小ぶりの大きさです。
また、それとは別にメキシカンライム又はキーライムと呼ばれる更に小さく、
スダチくらいのものもあります。
ライムの樹は寒さに弱い為、日本国内での生産量はわずかです。
Orange
改めてお話しするまでもないでしょうか。
今回使用した果物の中で最もポピュラーな果物。
オレンジはミカン科ミカン属の柑橘で、インドのアッサム地方が原産とされています。
主な種類として、バレンシアとネーブル、ブラッドオレンジの3種類があります。
バレンシアは夏の柑橘で酸味が強く、
ネーブルは寒い季節の柑橘甘味酸味のバランスがとれていて、味が濃いのが特徴です。
ブラッドオレンジはアントシアニン色素を含み、
その名のごとく果汁が紅い色をしています。
Blueberry
最後は皆さまご存じブルーベリー。
ブルーベリーはツツジ科コケモモ属の小果樹の中の、
食用となる実を付ける種類の少将となっています。
名前の通り青い実を付けますが、その種類は複数あり、
ブルーベリーと呼ばれるものを大きく分けると3つの種類に分けられます。
北アメリカ原産で主に寒冷地や高冷地で栽培されている
ハイブッシュブルーベリー。
果実が大きいのが特徴です。
アメリカ東南部原産で果実が成熟する途中ウサギの目のように赤くなることから名付けられたラビットアイブルーベリー。
比較的、暖地向きの品種。
野生種で北欧やアメリカ北東部からカナダ東部に広く自生している
ローブッシュブルーベリー。
果実は小さく酸味が強いものが多いため主に加工用とされ、
そのまま生のまま食べられることはほとんど無いそうです。
 
こちらのフルーツを使用した今回のbotanical dye。
彩も豊かで、まさにPOPです。
 
そして今回ボディに使用したのはフィルメランジェ春夏の定番素材。
『ヴィンテージ天竺』。
世界各国の最良なオーガニックコットンを集めて、様々な手法でブレンドをし、フィルメランジェが考える
ヴィンテージTシャツの雰囲気とムラ感を表現した天竺です。
ムラのある細目の糸にて絶妙な密度で編み立てていますので、
着れば着るほど、ヴィンテージTシャツのような味わいある雰囲気が
出てくるのが特徴の生地です。
 
更に今回はbotanical dye用に新たにパターンを引き、ボディを作成。
ややゆったり目のシルエットにシンプルな仕様。
botanical dyeの色合いをダイレクトに楽しめるTシャツに仕上げました。
 
ムラ感のある生地にbotanical dyeのやわらかな色が美しい
最高のTシャツが完成しました。
 
光が乱反射し、屈折する事で生まれる目には見えない「ゆらぎ」を
お楽しみください。
 
【item】
¥14,850 (tax in)
 
【color】
blackberry / raspberry / mangosteen / lime / orange / blueberry
 
【size】
2 / 3 / 4 / 5
 
日時
 
HOUSE FilMelange元麻布
2022年4月29日(金)
11:00から
 
EC
2022年5月2日(月)
19:00から
 
直営店
ハウスフィルメランジェ
〒106-0046
東京都港区元麻布3-4-29トゥールブランシュ麻布1F
03-3473-8611