奄美大島 ~2020泥染めの催し~

 

 

木々の紅葉の美しさに秋の深まりを感じる季節となりましたが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

今年も奄美大島の伝統工芸「泥染め」によって染め上げられた製品たちを

皆様にお届けします。

 

奄美大島というと、きれいな海が魅力の島と思い浮かべる方が

多いのではないでしょうか。

島の面積は沖縄の約8割ほど。

日本の離島のなかでは2番目の大きさです。

 

綺麗な海は勿論ですが、実は島の多くの部分が森であり、

豊かな自然を楽しむ事ができるのも

奄美大島の魅力の一つです。

 

山間部の自然は多様性と稀少性を併せ持ち、そこでしか見ることができない

天然記念物や絶滅危惧種など、さまざまな動植物が生息しています。

独自の文化も奄美大島の特徴でもあります。

 

薩摩や琉球との複雑な歴史の中で、奄美大島では独特の文化が育まれてきました。

 

奄美三線を弾きながら歌う島唄は、集落の伝統行事やお祝いなどで

大切に歌い継がれています。

 

奄美大島の文化、その一つである「大島紬」は、固有の自然資源を用いた

「泥染め」による染色技法と、

世界で最も精巧で緻密な手織技術による特産物として知られています。

 

 

 

 

「泥染め」はテーチギ( 車輪梅  )を2日間かけて煮出しした染料で染め、

その後、泥田へ運びます。

 

泥に生地を深く潜らせ、こするようにして泥をすり込むと、奄美の土壌に多く含まれる

鉄分と、テーチギの染料に含まれるタンニンが化学反応を起こし、

黒い褐色へと変化していきます。

 

 

奄美大島の泥は、古代地層に由来し、粒子が丸くなめらかできめ細いため

生地や糸を傷めることなく、美しくそしてしなやかに

染めあげることができるのだそうです。

 

先人たちから受け継がれ、

奄美大島固有の自然環境や歴史、

風土と工芸技術が結晶した伝統工芸が

「泥染め」なのです。

 

今年も「肥後染色」にご協力いただき、より深みのある濃い色に

染めあげていただきました。

 

3度目となる催しですが、今回初めて神宮前店、オンラインストアだけでなく、

GINZA SIX POP-UP STOREも含めた3店舗での販売となります。

 

今回は定番のロンTに加え、この催しだけの新作裏毛をご用意しております。

更にスペシャルなラインナップとして各店にLimited商品を

ご用意させていただきました。

 

 

 

<神宮前店  Limited>

DR-CALLAS  ¥34,100

 

 

<神宮前店  Limited>

DR-HARVEY  ¥50,600

 

 

<Online store  Limited>

DR-DAN  ¥26,400

 

 

<GINZA SIX  Limited>

DR-MALE  ¥33,000

 

奄美大島の雄大な自然から生まれた大地の色を是非ご堪能下さいませ。

初お披露目となるLimited商品をご用意して 、

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

<期日>

2020年11月7日(土)カラ

※GINZA SIX POP-UP STOREのみ10月28日(水)カラ先行販売

 

<場所>

ハウス フィルメランジェ

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-6-6秀和外苑レジデンス1階

TEL 03-6447-1107

11時-20時

 

GINZA SIX POP-UP STORE

〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4階 The Pop Up 4th

10時30分-20時30分