海の日 夏の催し 2025

 

夏空がまぶしく感じられるころとなりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。


古来より日本人に愛され、受け継がれてきた伝統色「藍色」。
藍色の別名は「褐色」と言い、「勝ち色」とも書くことから、
鎌倉時代には武士が縁起の良い色として好まれ身に着ける習慣が定着していました。


藍染が庶民にまで広まったのは江戸時代。
藍が染まりやすい木綿が普及したことから、
衣類をはじめ布製品が藍によって染められ、日常の色として溶け込み、
日本人の暮らしを彩り親しまれていきました。


明治時代にはその光景を目の当たりにした英国人科学者が
「ジャパンブルー」と表現するほど、
藍色は日本の情景として海外にも知られるようになったのです。


時代の流れによって合成染料など安価な染料が用いられるようになり、
伝統的な藍染は徐々に衰退していきます。

それでも古くから伝わる技法で、時間と手間暇を掛け生み出される、
唯一無二の日本の藍色は職人の手によって守られ、
東京2020オリンピックの公式エンブレムにも使用されるほど
日本にとって特別な色として現代に受け継がれています。


今年も藍染職人LITMUSの手によって美しい色に染められた
フィルメランジェの製品を数量限定でご用意しました。

 

 

フィルメランジェの代表的な素材である定番天竺の
ニューモデルTシャツやリネンならではの
シャリ感が心地良い肌触りのコットンリネン裏毛スウェット。
更にハニカム柄の組織で編み立てたサーマル素材のブルゾン、
艶のある上品な表情の薄くて軽い裏毛カーディガンや
不要となった生地を再生させたネップ感のある反毛デニム素材のハット、
バッグなど全て藍染では初展開となる新作のみをラインナップ。

 

 

そしてお声の多かった数量限定の染色オーダー会を3年振りに同時開催いたします。
久し振りとなる今回は定番素材を使用したベーシックなデザインの
ロングスリーブTシャツ2型とビンテージのような味わいある表情をした
スウェット3型からお好きな色に染めることができる
スペシャルな内容となっております。

 




イベント初日は藍染職人LITMUSの吉川様にお越しいただきます。
染め色の相談をしながら自分だけの特別な藍染をお楽しみください。


実店舗、オンラインサイトでは催し期間中の販売商品が異なりますので、
是非店頭にてご覧ください。


今年の海の日は店内に並ぶジャパンブルーの製品から
当時の日本の風景を感じてみてはいかがでしょうか。

皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。


※オーダー品のお渡しは9月中旬頃を予定しております。
染めの工程上、天候や気温により前後する可能性がございます。
予めご了承ください。
※数量限定での開催となりますので、
定員数に達した商品はお受けできない場合がございます。
※オンラインサイトでのオーダーは受け付けておりません。


<サイズ展開>
3・4・5サイズ
※ロングスリーブTシャツ、一型のみ6サイズ展開


<日時>
2025年7月19日(土)カラ 2025年7月21日(月)マデ
11:00~19:00


<場所>
ハウス フィルメランジェ
〒106-0046 東京都港区元麻布3-4-29 トゥールブランシュ麻布1F


<電話>
03-3473-8611